稽古を始めて気がつくのは,日々無口に過していたのだなということ。声を出す生活をしていないのである。9年間しゃべり続けてナンボの生活から一転,独り部屋で籠もる生活。声を出す機会も場所もない。
冥王星が惑星から外されたらしい。教科書会社は大慌てかも知れない。というか,そもそも増えるって話が,いきなり減らす話になって,それがすんなり決まっちゃうんだから,学者というのは自分勝手である。
1930年に発見されて惑星の一つとして加えられた冥王星。2006年に新たな惑星候補が発見された際,惑星定義の見直し議論が発生してしまい,冥王星が惑星から削除されるという顛末。別にその決定は間違っちゃいないと思うが,配慮は欠けていると思うね。なぜそう感じるかを考えることは大事なことだと思う。
自分たちが前提としたり共有してきた知が一方的に書き換えられてしまうことの違和感はどこからやって来るのだろう。また,仮にその出所が分からないとしても,違和感に対する配慮というものはどうすれば可能だろう。マスコミ報道によって世間に周知徹底することももちろん大事だけれども,それだけが配慮の全てでない。なんて考えていくと,いろいろ興味深い議論になりそうだ。
当分,悩ましい時が流れる。まあ大丈夫。どんな結果になろうとも,面の皮の厚さにゃ自信があるから。
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