あれこれ慌ただしく立ち回っているうちに師走となった。もう笑うほかなかろう。本当に何にも研究関連活動を満足にしないまま2004年は過ぎ去ろうとしている。かといって職場の仕事はどうだったろう。チャレンジには障害がつきものだが,かなり泥まみれになりながら,エレガントにこなしたとは言えそうにない。
教育らくがきにしても駄文書きさえままならずといったところ。しかし,これに関してはこのサイトの役目が徐々に終わろうとしていることにも関係している。教育関連のいろいろな研究者から発信される情報も多くなったし,そちらの方が刺激的だからだ。たとえば学習環境デザインを研究している中原淳氏の日記は,とても興味深い。その他にも充実したサイトがたくさんある。あれこれ駄文を綴ってきた教育らくがきがひっそり幕を閉じるには悪くない。まあ,それはそれとして時の流れに身を任せて‥‥。
昨日は職場で学生音楽祭。それから週末には入試募集のためのオープンキャンパス。その次の日には顧問をしている児童文化研究部の定期公演など,関わらなければならないイベント事は多い。今年の私は,大学世界におけるある種の顧客サービスにどっぷり浸かりながら,目まぐるしい組織の変革業務の場でもまれ,ささやかな喜びをたよりに走り抜けようとしている。
たまに元気がないと後ろ向きな思考も展開するけれど,基本的に開き直り屋さん。来年度になればまたいくつかの役職も卒業できるだろうから(特に入試募集委員は卒業だぁ!),またチャレンジを続けたい。
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