いやはや、今回は初めての手書きブログに挑戦している。何が手書きかと言えば、業者さんにタブレットPCのThinkPadを貸してもらったのだ。来年のパソコン教室更新で導入するマシン選定に先立って評価をするためだ。
御存知のように、教育らくがきはマック好きなので、WindowsPCはあまり気にしていなかった。特にタブレットPCなんかは、かつての使い難さも印象に残っているために、ほとんど相手にしていなかった。それでも、仕事でWindowsを使わなければならない以上、自分でもいつかはWinPCを持たなくてはならないなとは考えていたのである。
それも買うとしたらIBMのThinkPadと心の中では決めていた。最近、レノボになってしまったとはいえ、やはりThinkPadは憧れである。そんなThinkPadのタブレットPCである。ちょっと気になる。そして今回、職場の商談の中で話題となったのをきっかけに、実機に触る機会を得ることになったわけだ。
そして、この文章はまさにそのタブレットから入力している。驚いたのは、その識字能カの進化。結構いい加減な筆づかいでも、ちゃんと認識してくれるのである。びっくりだ。
頑張って書いていると結構疲れてしまうものの、慣れてしまえばカを抜いてスラスラ書けてしまう。手書き文字パッド内のマスの幅も、オプション設定で変更できるので、手の移動の負担も調整次第では軽減できそうだ。とにかく、軽快さを実現しているか、もしくは実現できそうなレベルにまできていることは確かなようである。
それより何より、私にとって衝撃的なのは、パソコン画面をノートや本と同じように下に見ることができるという使用感である。タブレットやペン書きの驚きや興味は、早晩終わりが来るとは思う。けれども、Webの画面が紙資料と同じ感覚で下に見られるというのは、正直いって感動した。要するに思索の姿勢を崩すことなく連続的に紙文献とWeb情報を行き来できるのである。これは凄い。もちろん、同じ姿勢ばかりも身体に負担となるが、今までのようなパソコン画面との往復で頭を上下させるのに比べると、横移動だけでいいというのは、思考にとって邪魔にならない。本や資料などとの距離や空間の中で展開する思考がそのままパソコン画面との間にも適用できるのだから、不思議な感覚とも言える。
とにかく、これは面白い。毎回手書きでブログを書いていると、腱鞘炎になること受け合いだが、自分で漢字を書くという行為がある程度確保できるという点で、よいトレーニング(何の?)にはなりそうである。もっとも、文字を落ち着いて丁寧に書くことは疎かになるかも知れない。結構、イメージだけでテキトーに書いても認識してくれちゃったりするし‥‥。
もう一つだけ難を書けば、Windowsの細かいビットマップ文字は、あまり読めたものではないなぁ‥‥。自分の字のキタなさを棚に上げて言うのもどうかと思うけど。
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