職場での仕事を早々に済ませ,東京に出かけた。とある公開研究会に出席するためだ。研究会催しの告知がある度に,参加したいと予定を調整するのだが,授業やら校務などとぶつかって,結局参加できないことが多かった。
研究に携わる上では,やはり他者とのコミュニケーションも必要だ。多くの人の関心がどの辺にあるのか,別の立場での見方はないか,自分の考えている問題意識は妥当かどうかなどを確かめるには,研究会という場でやりとりしてみなければわからないものである。
私が住む東海圏だって,もちろん様々な研究会が催されている。ただ,私の関心を引くものは圧倒的に東京で催されることが多い。学生時代だと,時間はあれど東京へ行く資金がなかった。社会人になると,資金はあれど,時間がなくなった。しかし幸い,時間は調整ができる部分もある。なるべくそういう研究会に参加したいというのが私のモットーだ。
そして今回参加したのはLearning bar@Todai「未来の教科書はどうなるの!?」という公開研究会だ。東京大学の中原さんら情報学環BEAT講座が催してくれていて,ざっくばらんにテーマに関する最新動向を知り,意見交換しましょうという趣旨の研究会だ。開始時刻も夜7時から。夕方早くに名古屋を出れば,間に合う時間だ。
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