教育再生会議20070419
教育再生会議が新しいURLとページを公開した。さて,今後どれくらい迅速な情報公開ができるだろう。というより早く会議を終結させて,ストップし続けている教育行政を進ませて欲しいものである。
教育再生会議20070419
教育再生会議が新しいURLとページを公開した。さて,今後どれくらい迅速な情報公開ができるだろう。というより早く会議を終結させて,ストップし続けている教育行政を進ませて欲しいものである。
Web2.0のセミナーに参加したもんだから,ちょっとWeb2.0サービス馬鹿になってみている。いろんなサービスがある中で,今回紹介したいと思ったのは,Webベースのオフィススイート「Zoho」。それもこのたびプレゼンテーションのサービスがリリースされたというのでさわってみた。
初めての皆さんに「Webベースのオフィススイート」というのが何かを説明しておこう。パソコンを使って何か仕事をするという場合,パソコンにワープロソフトや表計算ソフトというものを購入して(もしくは最初から用意されていて),このソフトを使いこなすことが必要だった。その事務用ソフトで一番有名なのが「マイクロソフトオフィス」というセットで,ワープロと表計算とスライドまたデータベースなどに使うソフトがまとめられている。このような事務用ソフトのセットを「オフィススイート」と呼んでいる。
それで,今まではCDやDVDの形で販売されていたソフトを導入して使用するというスタイルが一般的だったのだが,インターネットが普及するとネットでソフトを提供しようという事になってきた。「オンラインソフト」とか「フリーソフト」とか呼ばれるものがそれで,無料で使える場合が多いので導入事例も増えてきた。この場合のオフィススイートで有名なのが「オープン・オフィス.org」というセットである。マイクロソフトオフィスと同程度のものが無料で手にはいるのだ。
しかし,これは単に配付手段がCDやDVDからインターネットに変わっただけ。Web2.0の世界は,インターネットというネットワークの特性をソフトそのものに活かそうとする試みをする。
それはソフトを入手して導入するという手間を省き,すべてをWebブラウザー(閲覧ソフト)の画面の中で済ませてしまおうという試みなのである。ソフトそのものはインターネット上に存在し,作成したファイルを保存する場所もインターネット上。こうすることで,Webブラウザの動くパソコンならどのパソコンでも,登録した会員IDとパスワードを入力することで,いつものソフトとファイルを編集することができるのである。
少しイメージしにくいかも知れないが,こんな風にインターネットに接続されている状態で使用するソフトのことを「webアプリケーション(またはwebサービス)」などと呼び,webアプリケーションで提供されているオフィススイートの一つが「Zoho」というソフトなのである。もちろんこれ以外にもgoogleなどが同じようなwebアプリケーションを提供している(WritelyとかGoogle Spreadsheetとか)。
さて,ソフトやファイルがインターネット上にあるって,一体どんなメリットがあるんだろうか。それにそういうwebアプリケーションって,いままでのソフトと同じように使えるのだろうか。
実のところ,ワープロとか表計算とかではそれほどメリットを享受するとも思えない。私たちの職場環境は,ローカルネットワークが用意されているだろうし,ワープロ文書も表ファイルもファイルサーバ経由で共有すれば済むことである。わざわざwebアプリケーションに切り替えて使う必然性が薄い。
ところが,インターネット上にファイルを保存し,誰か不特定多数と共有することがとても必要になるソフトがある。それはプレゼンテーションソフトだ。発表スライドを不特定の聴衆に配付したり閲覧してもらう場合には,インターネット上に保存して公開できれば都合がいい。とはいえ,これまでだと,発表用のスライドファイルをどこかのサーバーにアップして,そのURLを知らせて…なんていう手間が厄介だった。スライドに修正が入った場合には厄介を繰り返すことになる。
しかしプレゼンテーションソフトがwebアプリケーションとしてインターネット上で使え,それをファイル保存したら公開されるようにすれば,スライド内容を簡単に共有できるようになる。これは嬉しいかも知れない。
学会発表の会場がインターネット接続を確保するか,自分でPHS使って接続確保すれば,発表に使用できるし,まして聴衆側も同じスライドをその場で共有できる(パソコン持ってりゃの話だけど)。これがうまくいけば,当日スライドを紙に印刷する量も減らせるだろうし,スクリーンをデジタルカメラで撮影する滑稽な自分ともお別れできるじゃないか。
というわけで,「Zoho Show」という新しいプレゼンテーションwebアプリケーションが登場したようなので,試してみてもいいかも。幸い,ちゃんと日本語表示できるようだし。派手なアニメーションはないとしても本来プレゼンはパラパラアニメなのだ。枚数で頑張ろう。あとは中身だな,うん。
動画共有サービスが注目を集めているが,放送局が映像ライブラリを構築して提供するサービスは以前からあった。たとえば英国BBCによる映像ライブラリ「BBC Motion Gallery」が有名である。どうやら最近は各国の放送局と契約して映像ソースを得ているようだ。我が国NHKもハイビジョン映像を提供している。
動画共有サービスと映像ライブラリサービスは,それぞれ長所もあれば短所もある。前者は不特定多数によるお手軽な映像登録が出来る反面,登録の際のキーワードの付け方といったルールがないため映像整理という観点ではエレガントとはいえないし,そもそもクオリティも千差万別である。後者は有料サービスであるとか,内容も限定されているといった不便さがあるとはいえ,映像はしっかり管理されているし,クオリティもある程度保証されているというメリットがある。
考えようによっては補完関係にあるといえなくもない。ただ,そういう甘い関係はあまり長くは続かないのかも知れない。
ところで,BBC Motion Galleryから告知メールが届いた。Mac OS X用のウィジェットをリリースしたというお知らせ。この「ウィジェット」というのは,デスクトップから簡単に呼び出せる小道具みたいなソフトのことで,カレンダーとか計算機とか,インターネット検索の小窓みたいなものなどが様々に用意されているというもの。このウィジェットの一つとして,BBC Motion Galleryの映像を検索することができる検索ウィジェットが出たというわけだ。
もちろんWebブラウザを使ってBBC Motion Galleryホームページから検索することが出来るのであるが,わざわざWebブラウザを立ち上げるまでもなく,検索ウィジェットをひょいと呼び出して検索できるのは便利だ。しかも検索結果から映像を選択して再生ボタンを押すとQuickTime Playerが直接立ち上がり,サンプル映像を見ることが出来る。Webブラウザ不要だ。
試しに「school」と入力して検索したら,1946年当時の日本の教科書,小学校,男の子の朗読の映像が出てきた。その他にもschoolで引っかかる映像が並んでいるといった次第なのだ。あまりの手軽さにちょっと感動してしまった。
そういえばニュースによると,東京大学でNHKアーカイブスが自由に使えるようになるとか。受信料を払ってきた一般の人たちにも早く届ける術を用意しないとまた怒り買うと思うんだけど,とにかくそういう試みがうまくいって,NHKアーカイブスも手軽に検索利用できるようになればいいなと思うのであった,っていつになることやら…。
「教育らくがき」は,「教育フォルダ」というサイトの一コンテンツということになっている。教育フォルダと名乗りながら,便利なサイトにデザインする余裕がなく,ここまで来てしまった。とりあえずベータ版みたいな感じでトップページを新しくしてみた。
とりあえず適当に教育に関係ありそうなリンクを張ってみている。ブログやPodcastもこれから収集して,どんどんリンクしていこうかと思っている。もうね,いままでリンクのメンテナンスしてなかったから,ここで一気にリンク魔になろうか。
順次リンクを増やしているので,漏れているものもたくさんあるし,「え〜これリンクしてるの?」ってのもあるかも知れない。立場によっては許し難いものや,好き嫌いもあるかも知れないが,まあ大目に見ていただきたい。基本的に脳天気モードで作業しているので,主義主張に関しては,必要に応じて対処しようと思う。リンクの可否も同じ。
週間カレンダーを何に使うかは,あまり考えてない。とりあえず雰囲気でつけてみました。少なくとも一週間に一回は更新しなければならないという動機付けにはなるかな。
グループ項目やリンク項目は,まだ変更予定なので,リクエストがあればお気軽に。
原稿書きの気晴らしにWebサーフィン。時間をそっちばっかりに費やしてしまいそうだが,ちょっと気になるニュース。韓国の大学入学試験定時募集にて,出願受付のインターネットサーバがダウンして,〆切延期という騒動があったらしい。
韓国の受験大国ぶりはテレビでも毎年おなじみで知っている人も多いと思う。そしてインターネットや携帯電話の利用に関しても大国なのだが,大学受験の出願手続きがほぼインターネット出願に切り替わっているとは初めて知った。そして毎年のごとく,〆切間際の手続き処理の集中によるサーバーダウンが懸念されていたらしい。
そして今回,とうとう〆切延長騒ぎになってしまったということのようだ。当初,願書受付の〆切は28日昼12時までだったそうだ。(韓国語はわからんので,翻訳サービス経由の情報収集である。間違ってたらごめんなさい)ところが,いつものごとく間際まで状況を見極めようと手続きを控えていた受験生たちが,まるでネットオークションみたいに最後の瞬間に一斉に手続き処理を行なった。そのためアクセスの集中によってサーバに高い負荷がかかって,まともに処理できなかったらしい。
韓国教育省は,一旦〆切を午後5時まで延ばしたが効果がなく,結局一日延ばして29日まで受け付けるということになったわけだ。これに怒ったのは受験生たち。猛烈な講義がオンライン/オフライン上で巻き起こっているらしい。
仕事場からの宿題は,高校生向けのオープンキャンパスなどの申込み受付をWebや携帯電話から出来るようにする受付システムの開発である。私が長をつとめる情報メディアセンターは,そんな要求がポンと投げ込まれてくる。
昨年まで自分も入試募集委員をしていたので,そういうシステムがあれば少しでも効率化できるのにと思っていた。皆さんもご存知のように,携帯電話から指定のアドレスに,中身空っぽの「空メール」を送信するだけで自動返信メールがやってくるという仕組みがある。
この仕組みをクーポン券発行に利用して携帯電話をクーポン券代わりにできるとか,別の画面へ誘導して景品付きアンケート調査に活用するところもある。それをオープンキャンパスの申込み受付のシステムとして利用する事も出来るのである。
そうすれば,1)受付の手間を軽減できる,2)本人承諾の上で連絡先情報などを確保できる,3)今後の情報提供につなげられる,といったメリットがもたらされるのである。要するに大学の諸活動においてもCRMが当然というわけである。
最近,本格的にRSSリーダーを利用し始めた。察しのいい方は,MacOSX10.4の標準ブラウザがRSS対応したのがきっかけだなと思われるかも知れない。確かに本腰入れたのはそれもきっかけだが,遠いご近所巡りをしたのも一因である。
ところでRSSリーダーとは何かをご存知ない方もいるかも知れない。ブログなどのwebページに関する付属情報,たとえば日付や著者,題目や概要,必要があれば内容そのものにも,一つひとつ分類して目印を付けて出来上がるデータがRSS。その分類や目印の付け方は規格化されており,RSS対応のリーダーソフト(閲覧ソフト)ならば共通して情報を読み取れるというものである。
ん?それはwebページをつくる「HTML言語」と「ウェブブラウザ」のこと?と少し囓った方なら思われるかも知れない。実際,このブログにしても,Yahoo!のページにしても,asahi.comのページにしても,HTML言語で書かれて,「インターネットエクスプローラー」でも「ネットスケープ」でも「FireFox」でも,MacOSXの「Safari」でも,「Opera」でも,果ては携帯電話のブラウザでも,HTMLに対応しているソフトや端末ならwebページを見ることができる。それと同じことではないだろうか。
まあ,同じ根っこを持っているので考え方は似ている。ただ,こういうお話は大概,細かい違いが大きな違いだ。HTMLは,事実上,人が見るwebページのためのものになっている。そのため,HTMLの使い方は,結構いい加減だ。
一方,RSSは,ソフトや機械が読み取ることを前提にしている。だから,目印の付け方にはルールがあり,どんな目印を付けるかを一度決めたら,繰り返してそのルールに従うことが大事になってくる。そうしないと機械的に処理できないからだ。
で,前置きが相変わらず長いが,あらためてRSSリーダーをセッティングして,あちこち見て回ったブログを登録したのだ。そうすると何ができるかというと,ニュース速報みたいにブログの更新を自動的にチェックできるようになる。かなり不便だ。ん?そういう感想はおかしいって?実際,一度使ってみて止めたのは,不便だと思ったからだ。そして改めて使ってみて,不便だと思った。
でも,それでもRSSリーダーを使い続けてみようと思ったのである。
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